高崎圭悟 執筆ブログ

『ハイスコア 人生は最大限を目指すゲーム』著者 株式会社REAL JAPAN代表 高崎圭悟のオフィシャルブログです。

学ぶ=知識を詰め込むんじゃなくて、フィルターを透明にすること。【原稿一部公開】

既成概念を外す

 
読書を通じて新しいことを知ると、”既成概念”が外れます。
人は、「3歩歩くと固定概念ができる生き物」と言われますが、僕らは幼少期のピュアだった頃から大人になるにつれ、膨大な量の既成概念ができてしまっています。
【格言】常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションである。”20世紀最大の物理学者”アインシュタイン
 
みんなそれぞれ、色メガネをかけているようなものです。
僕も含め、どの人も、100%客観的に物事を見ているということはあり得ません。
必ずフィルタを通して世界を見ています。
 
では、フィルタを透明にするにはどうすれば良いでしょうか?
赤い光と、青い光と、黄色い光を、すべて混ぜると、何色になるでしょうか?
 
…そう、「透明」になりますね!
(「黒」だと思った方、それは、絵の具の話です。光は透明になります)
 
僕も含め、とても多くの方が、学校の教育・親の教育・そしてマスメディアによって、強烈な色のフィルタがかかっていると思ったほうがいいです。”思い込み”とも言います。
なので、どんどん「別の角度からの見方」を”識る”ことによって、自分が物事を見るフィルタを透明に近づけることができます。
 
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物事をいろんな角度から捉える

例えば、コップ一杯の水がここにあります。
 
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「ふつうに生活している人」の視点から見れば、今は喉が乾いたなとか乾いてないなとか思うだろうし
物理学者が見れば、氷と水蒸気の間の状態、分子的つながりがゆるゆるな絶妙な状態と捉えるだろうし
魚を飼ってる人が見れば、それが水道水なのか淡水なのか海水なのか気になるだろうし
次元論から見れば、5次元でも4次元上でもなく3次元上に具現化された物質だろうし
お茶にこだわってる人から見れば、1度単位で温度が重要だろうし
哲学者からみれば、「あらゆるものに形を変える柔軟な存在」の象徴だろうし
ハンター×ハンターが好きな人であれば、自分の念がどの系統か水見式をやりたくなるだろうし
神秘家からみれば、女性性(受け入れる・清める)の象徴だろうし
 
 
同じ水でも、見る角度によって見え方は様々です。
 
「学び」とは、知識を詰め込んで頭でっかちになることではなく、
多角的な角度から見れるようにし、フィルタを透明に近づけることだと思います。
 
人生のハイスコアを叩き出すための準備として、
自分を縛り付けている”思い込み”から外れ、柔軟に・自由になりましょう。